2010年、2012年とWSを制した試合巧者ジャイアンツにシリーズを通して圧倒されたわけでもなく、第5戦に敗れ王手をかけられても第6戦に打線が奮起して最終決戦まで持ち込む粘り強さを発揮、この試合も2点先制されたもののすぐに2点を取り返し、1点勝ち越されてもその後は点を取られることなく踏ん張って反撃を試みる……はずが、5回裏から登板したバムガーナーにその期待を捻り潰されてしまいましたなぁ(´・ω・)
それにしてもバムガーナーは凄かったですな。先発でもリリーフでも淡々と投げて淡々と抑えて、終わってみればWSMVP……第7戦は疲れもあるやろし、いつもと異なるリリーフでの登板やし、ちょっとは隙があるやろと思ってたんですよ、ええ。実際、登板直後に1死二塁のチャンスを作れたねんてなぁ……そして打席が回ってきた青木がレフト線へ鋭いライナー!
「おっしゃあ同点や!」と思ったのも束の間、打球はレフトを守るJ・ペレスのグラブへ……「何でそんなトコ守っとんねん(´・ω・)」とガッカリ。ジャイアンツが青木の打球に関するデータを分析してシフトを敷いてただけなんやろけど、これが抜けて同点になってれば、ホームだけにまた違った展開になってたかもなぁ……更に9回裏にもゴードンがブランコのミスもあって2死三塁のチャンス、打者は第1戦でバムガーナーからホームランを放ったS・ペレス、「ここで逆転サヨナラワールドチャンピオン決定ホームラン出たら凄いことになるで!」と期待するも、残念ながら奇跡は起きずサードフライ……サンドバルが打球をキャッチして試合終了。こうやって試合に何度か訪れる絶体絶命の場面でやらかさないからこそ、ワールドチャンピオンになれるんやろなぁ。
若手とベテラン、生え抜きと外様、全てのバランスが整った戦力を率いるのは経験豊富な名将……良いチームですな、ジャイアンツは。
その対極にあるのがヤンキーズなのは言うまでもありません(゚∀゚)
試合後のインタビューで青木、涙目になってたな……まあ、当然か。来季、ロイヤルズがまたワールドシリーズに必ず出られるかと言えば、そんなことは全然ないわけで。シーズン終盤に調子を上げてワイルドカード争いに食い込んできたインディアンズが更に調子を上げてくるかもしれんし、36HRのアブレイユを擁するホワイトソックスが少しのキッカケで2005年のような輝きを取り戻すかもしれんし、ガーデンハイアー監督を解任し新体制で臨むツインズが予想外の躍進を遂げるかもしれんし……それ以前にロイヤルズがこの戦力を維持できるのかどうか。
エースのシールズは、DH専門のバトラーは、そして青木自身はロイヤルズに残るのか、新たなチームへ移籍するのか……青木の運が良ければ、移籍先で再びワールドシリーズに出られるかもしれんぞw
……そういう意味ではイチローの運の無さが際立つな。
2007年にマリナーズと再契約し残留したけどチームは低迷から脱することができず、意を決し移籍したヤンキーズは2009年の栄光から下り坂状態で逆にマリナーズがポストシーズンまであと一歩の上り調子という皮肉、そして可能性ゼロでなかったジャイアンツ移籍が実現していれば今頃は……ま、所詮は妄想やね ┐(´ー`)┌
posted by safety_badwork at 22:39|
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