先週も積み円盤を一つ解消……日火で1周目、水金で2周目。2010年に放送された、全12話の作品。
「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」(全6巻) 第1話、いきなり民放のバラエティー番組みたいな映像が始まり、実際にありそうな番組っぽく提供画面や映画の宣伝が挟まったりする面白いスタートの仕方。その番組で吸血鬼が絡んでそうな事件を特集する中、主人公のミナが番組観覧者、鏑木アキラがインタビューされた通行人という形で登場する、珍しいイントロダクション。
そして番組の最中に本物のヴァンパイアが現れて暴れ、それを鎮める過程でミナがヴァンパイアの女王であることも明らかになり、EDへ……その際、エンドロールで音楽担当が土橋安騎夫と知り「おっ」とオモタ。REBECCAのメンバーであり、TM NETWORKのウツとも関係が深い人やからね。
第2話もOPは無し……かと思ったら実は長めのアバンで、OP曲が流れ始めた。
……んんん、このイントロ!
REBECCAの「フレンズ」やんけ! いやー、ビックリした……でもまあ音楽担当が土橋安騎夫やもんな。しかも、使われてるのは2番の歌詞やんけ……なんて驚いてたら、
映像を見て更にビックリ。
これって「来いよアグネス!щ(゚Д゚щ)」なのではw
でもミナは人外のヴァンパイアで、400年以上生きてるらしいからセーフなのか?🤔
……なんて感じに度肝を抜かれてたら、ミナが記憶を失ってる鏑木アキラとコンタクトを試みる流れの中で、ほぼ全裸のミナにアキラが遮光ジェルを塗るシーン(しかもヌルヌル動く)があって、三度ビックリ。何やいろいろ挑戦的やなw
ただ、この回、わざとやってるのか知らんけど、作画の輪郭が若干滲んでるというかボヤけてるというか、ずっと変なエフェクトがかかってるように見えて、目が疲れた😵
まあ、第3話からは普通になったけど……あれは何やったのかね。
物語としては、ヴァンパイアの女王であるミナが東京湾にヴァンパイアバンドを建国するための駆け引き及び闘争と、種族の異なるアキラとの実らぬであろうラブストーリーが二本の柱……序盤から立場の不明瞭なメイレンというキャラなんかも出しつつ伏線を敷き、第7話ではミナが女王として冷徹な判断を下した故にアキラと対立し激突するも、結局はミナが崩壊した構造物の下敷きになりかけたのをアキラが身を呈して庇って、元の鞘に……何ともスピーディーな展開😇
第8話から本格的に敵と激突していくわけやが、終盤の第10話で新たな敵対勢力が出てきて事態が若干複雑になるも、なるほどメイレンはそういう立場なんやねからのアキラの活躍で最終的にミナが勝利を収めたように見えて実は「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方……まあ、これって原作のマンガがこの時点で未完やったから、アニメ2期ではなく原作への繋ぎなんかもしれんけど、そっちは読んでないんでヨーワカラン🤪(現時点でアニメ2期は作られてないんで、もう可能性はゼロなんやろな)
映像的には、目のアップや、風景のカットがパパパッと連続して入るみたいなシーンが多用されてたな……あと、キャラを下からなめるように映したり、たまにヌルヌル動かしたりと、独特な印象。監督さんの癖なんかね?
……ということで、悪くは無かったです、はい。シリアス要素、コミカル要素、お色気要素共にバランス良く配されてました。ただ、もうちょっと物語に緩急があればなという感じやったし、やっぱり原作を事前に読んでおいた方がより物語を理解し楽しめたんやろなとも思う。「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方も、原作を読む気が無いからモヤモヤするばかり。
ひょっとしてオマケの「
ダンス with the ヴァンパイア メイド」の方が面白かっ(ゲフンゲフン
……後半、このメイド達が活躍するシーンがほぼ無かったのはどうにかならんかったのかね。代わりに出てきたっぽいベイオウルブスもあんまり目立たんかったし……まあエエけど。
ところでこの作品って
2010年の冬アニメなんで、「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」と同時期に放送されてたんやな……ちなみにどちらもシリーズ構成・脚本担当が
同じ人。
この人がシリーズ構成を担当した作品で見た(つまりBDを持ってる)のは「舞-HiME」「舞-乙HiME」「舞-乙HiME Zwei」「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」「終末のイゼッタ」そしてこの「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の6本となりました……更にシリーズ構成を担当した作品をもう一つ、原作を担当した作品をもう一つ、脚本を担当した作品をあと二つほど見ようかと思ってるけど、なかなかこれという中古BDセットが出んのでいつになることやら🤤
posted by safety_badwork at 00:00|
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