前にも書いたけど、90年代前半、光栄の「ウイニングポスト」にドップリとハマりまして……無印から6まで遊んだな🐴
6を遊んだ時は、先細りになってる系統を維持することが目標の一つに……セイウンスカイのハイペリオン系とか、トウカイテイオー(もしくはサードステージ)のパーソロン系とか、ミホシンザンのボワルセル系とか、その他の弱い系統も含めて、必死のパッチで維持。
あと、G1は勝てなかったものの、G2を勝つくらいの強さを持ってた馬の血統の維持にも、必死のパッチやったな……ナイスネイチャとか、マチカネタンホイザとか。
サンデーサイレンス系を始めとする強い血統の馬を買って賞金を稼ぎ牧場を拡張、クラブも設立して、上記に該当する種牡馬ばかり繋養してたわw
だから、俺の競馬に対する関心はその殆どが「ウイニングポスト」を通してで、ゲームをせんようになるにつれ、競馬への関心も薄れていったのは已む無し……ネットの情報収集アンテナも広げてないんで、ここ十数年の競馬知識はほぼゼロ。ディープインパクトやオルフェーヴルといった強い馬がおったなあという程度(この知識も相当古いけどw
そんな状態だけに、「ウマ娘(のアニメ)」を知ったのは、数か月前の棘のまとめというテイタラク……「へぇ、こんなんあったんか、見たかったな」なんて思ってたら、絶妙のタイミングというか、7月から再放送開始。
当然見て、そして即、円盤をポチることを決意する……も、中古の相場がクソ高くてその時点では断念。さすがに全4巻で3万超えはなぁ😓
そのウマ娘のアニメ、主人公が数々の栄光を成し遂げたスペシャルウィークなのは良いとして(トウカイテイオーやオグリキャップでないのは些か不思議やったけど)、主役格として、悲運の名馬サイレンススズカを配してたのにはビックリしたわ。あの悲運の名馬を、美少女に擬人化した上、どんなストーリーにすんのかと思ったら……いやぁ、お見事でした。天皇賞秋のこともキッチリ描いて、それ以降のIFルートは主人公スペシャルウィークとの関係も上手く使って……サイレンススズカに思い入れの無い俺でも、IFルートの復帰レースには変な感慨を覚えてもうたわ。
IFルートのサイレンススズカだけでなく、ほぼ史実ルートのスペシャルウィークも友情、挫折、復活を上手く絡めて描き、最後は外国のラスボス的存在に勝つという王道中の王道な展開……シリアス要素のレベルがホンマに高かった。熱かった。
ただ、史実でも、ストーリーの展開に不都合なレースはバッサリとカットして無かったことに……物凄い英断。
コミカル要素もこれまたハイレベル……食事シーンのオグリキャップとスぺのボテ腹を筆頭に、細江純子と武豊が解説者として出てるとか、マチカネフクキタルがその名に相応しく招き猫を背負ってるとか、オグリキャップ、タマモクロス、スーパークリークの大食い競争の流れとか、その時のイナリワンの指の動きとか、夏合宿のトライアスロンの最後の下り坂とか、「調子に乗んな」とか、その他諸々、笑い所がホンマ多かったw
お色気要素は……ほぼ無し。お風呂回も入浴シーンは無しという徹底ぶり。まあ、おっぱいの大きなキャラは数人いたけど、今はもうそういうのって当たり前過ぎてお色気要素に含みづらいよなあ。知らんけど。
その代わりというわけやないけど、軽めの百合要素有り。スペスズしか勝たん😵
……ゲフンゲフン。
こういう作品では重要な柱の一本になるであろうレースシーンも、実に素晴らしかった。演出良し、作画良しで、迫力満点……「大運動会」と冠してるのに演出も作画もショボかった今年放送の某アニメとは雲泥の差、月とスッポン。圧倒的にウマ娘の勝ち……3年前の作品やのにな。予算の差か、スタッフの熱意の違いか……まあ、ウマ娘も、終盤はレースシーン以外の作画がちょっとヘタってたけど。とはいえホンの少しだけ気になったという程度なんでセーフ。
そして先月末、再放送が最終回を迎え、全話録画したけど、円盤入手願望は高まるばかり。ザっと見たらまだまだ3万円前後やけども、タイミングによっては2万5千円前後の商品も……うーん、せめて2万を切るくらいになればエエんやけどなあ。
……ということで、涙あり笑いあり、心の底から面白かった。ゲームアプリの販促アニメということで最初は期待値低めで見てたけど、終わってみれば、俺の見た面白かったアニメランキングの上位に飛び込んできましたわ。
なお棘経由で今年の冬アニメとしてSeason2が放送されてたことも知った模様。
当然、見てない😱
おお、グッドタイミング!
……と、言いたいところやが。
posted by safety_badwork at 22:24|
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