それともネタバレってのは、飽く迄も最近の、現在進行形な作品の内容や結末をバラすことのみを指すんやろか。
まあ、数十年前レベルの古い作品なんて、見てる人は既に見てるし、今以て見てない人は興味が無いから今後も見ない確率が高い……と思えば、内容や結末を書いても差し支え無いかね。
……それはともかく。
約24年前の作品のBD買うた。例によって、事前に得た情報は最低限に止めてる。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
先週の土曜日、一気に見たけど、いやー、面白かった。
初っ端から主人公のシローとヒロインのアイナを会わせておきながら、序盤は二人の直な接点が無くて最前線で泥臭く戦う連邦軍の小隊を描き、中盤でシローとアイナを再会させてラブストーリーに点火、終盤はジオン軍の技術将校ギニアス・サハリンの狂気と連邦軍将校イーサン・ライヤーの腹黒さを取り混ぜながら厳しい戦いに挑む小隊を描きつつ、その中でシローとアイナのラブストーリーを完遂させるも、若干モヤモヤの残るラストシーン……しかし番外編で、そのモヤモヤを吹き飛ばすハッピーエンド。
いやー、面白かった(2回目
シローとアイナだけでなく、カレンとエレドア、ミケルとキキも何か一緒になれそうな雰囲気なんがエエな……なおサンダース軍曹😑
あと、一作目のオマージュらしきシーンもあったな……サンダース軍曹のセリフとか、ガンダムの首が吹き飛ばされるとか。
ついでに言うと、宇宙世紀に付き物の「ニュータイプ」が全く出てこんので「おおおお????😵」という展開にならんのも、たまにはエエな……飽く迄、たまに、やけど。ニュータイプ云々は、ガンダムシリーズを通しての大きな柱やからな。
ただ、キャラクターデザインが安彦氏やないんで、やっぱり覚える違和感……と言っても、ガンダムNTで覚えた違和感とは違って、懐かしさが多分に混じった印象。カレンやエレドア、ギニアスの髪型が、いかにも90年代って感じ(当たり前やけど
まあ、アイナは可愛いんでノープロブレム😇
アイナといえば、終盤、兄であるギニアスに胸を撃たれ、アプサラスⅢのコックピットハッチから落ちた時はちょっと驚いた。えっ、こんなタイミングで死ぬんか、流れ的に主人公であるシローがキレて敵を倒すけど虚しさが残るバッドエンドか!
……なんて思ってたら、アイナ死んでなかった。兄に貰った懐中時計が弾丸を止めてたという、実にベタな展開……ズコーッという気持ちと安堵感が入り混じるw
ガンダムシリーズって女性キャラも容赦なく死なせてまうのが特徴やからな……この作品も、他の女性キャラは何人か死んでるしな。
まあ、アイナが生きてたんでノープロブレム😇
見終わった後、ネットでこの物語についていろいろ調べてたら、登場するMSについて、配備された時期や数の設定に無理が生じてるらしい……さすがに後付けの理由、苦しいなw
でも、これって今なら、早期からMSを配備してたORIGIN準拠で考えればエエんちゃうか……地球にもジムが多数配備されて、オデッサでマ・クベの部隊と戦ってたし。まあ、そうしたらそうしたで、別の矛盾が発生するんやろけど。
更に、物語前半の泥臭い展開が、後半になるとラブストーリーがメインになったことを不満に思う人もおるみたい……いろんな感じ方があるもんやなぁ。
何て言うか、そもそもガンダムシリーズって「曖昧ガバガバ設定をムリヤリ補足する後付け設定」と、「敵味方関係無くラブストーリー(三角関係含む)を展開」のオンパレードやから、そういうの気にしたら負けちゃうか……と、思わんでもない。
つまり、ガンダムシリーズを見る際には、何でもかんでも公式設定に頼らず、自身の「脳内補完能力」や「想像力」をフル稼働せえっちゅうことやな(白目
ラベル:機動戦士ガンダム